【脱サブスク】Synology DS225+レビュー:2.5GbEで手に入れる「私だけの爆速クラウド」

【脱サブスク】Synology DS225+レビュー:2.5GbEで手に入れる「私だけの爆速クラウド」

「またGoogleフォトの容量がいっぱいです」。この通知を見るたび、ため息をついていませんか?

私もそうでした。毎月課金して容量を増やしても、動画を撮ればすぐに埋まるイタチごっこ。しかも、クラウドへのアップロードは遅く、見たい動画がすぐに再生されないストレスも日常茶飯事でした。「自分のデータなのに、なぜこんなに不自由なのか」。そんなモヤモヤを抱えていたある日、私は決断しました。「サブスク地獄から抜け出し、自宅に最強のクラウドを作る」と。

その相棒として選んだのが、Synology DS225+です。結論から言えば、この選択は私のデジタルライフを劇的に変えました。待望の2.5GbEポートを搭載したこの小さな箱は、単なる保存場所ではありません。スマホの容量不足も、月額料金の不安も、転送の待ち時間も、すべて過去のものにしてくれた「私だけの爆速データ基地」です。

目次

1. 終わらない「容量不足」と「課金」の不安

写真は思い出の結晶です。だからこそ、最高画質で残したい。しかし、4K動画や高画質な写真を撮れば撮るほど、スマホのストレージは悲鳴を上げます。

サブスクという名の「家賃」

これまでは、足りなくなるたびにGoogle OneやiCloudのプランを上げていました。月額数百円が千円になり、年間では数万円の出費に。「これ、一生払い続けるのか?」という漠然とした不安。データが増えれば増えるほど、プラットフォームへの「家賃」は上がり続けます。

「遅い」というストレス

さらに私を悩ませていたのが、転送速度です。自宅のWi-Fi経由でクラウドにバックアップを取ろうとすると、いつまで経っても終わらない。外出先から見ようとしても、読み込みのグルグルマークが回り続ける。これでは、せっかくの思い出を振り返る気すら失せてしまいます。「もっと自由に、もっと速く扱いたい」。その渇望が、私をNAS(ネットワーク対応HDD)の世界へと突き動かしました。

2. 2.5GbEが世界を変えた:DS225+との出会い

数あるNASの中で、なぜ私がSynology DS225+を選んだのか。それは、前モデル(DS224+)にはなかった「2.5GbEポート」がついに搭載されたからです。

「ローカル感覚」の爆速転送

従来の1GbE(ギガビット)は、大容量データの転送にはやはり力不足でした。しかし、DS225+の2.5GbEは別次元です。PCから動画素材を移動した瞬間、目を疑いました。転送バーが驚くべき速さで進んでいくのです。

体感としては、外付けのSSDを直接つないでいるのとほとんど変わりません。「ネットワーク越しは遅い」という私の常識は、完全に覆されました。これで、PCのストレージを圧迫していた巨大な動画ファイルも、迷わずNASに逃がせます。

Synology Photos:Googleフォトからの完全移行

ハードウェアの速さだけではありません。ソフトの使い勝手も重要です。DS225+で使える「Synology Photos」アプリは、見た目も操作感もGoogleフォトにそっくり。

スマホに入れたアプリから、帰宅時に自動で写真をバックアップ設定にしておけば、意識することなくデータが守られます。しかも、顔認識や場所ごとの自動分類機能まで備えています。「これなら家族も使える」。そう確信した瞬間でした。

3. 「データを持つ」という自由と安心感

DS225+を導入して半年。私の生活は一変しました。

サブスクからの解放

まず、Google Oneの2TBプランを解約しました。これだけで年間1万円以上の節約です。DS225+には大容量のHDDを積んでいるので、実質的に容量は無制限のようなもの。残りの容量を気にしながら撮影する必要はもうありません。

どこでも「私のデータ」

外出先のカフェでふと「あの時の資料が見たい」と思っても、Synology Driveアプリを開けば一瞬でアクセスできます。自宅に置いてあるDS225+が、世界中どこからでも繋がる私専用のサーバーとして機能しているのです。もちろん、通信は暗号化されており、プライバシーも万全です。巨大なプラットフォームにデータを「預ける」のではなく、自分で「持つ」。この安心感は、何物にも代えがたいものです。

4. 迷っているなら「投資」すべきタイミング

「NASなんて難しそう」と躊躇する気持ちも分かります。しかし、SynologyのOS(DSM)は、スマホのように直感的で、専門知識がない私でも簡単に設定できました。

DS225+は、2ベイモデルとしては決して安くはないかもしれません。しかし、毎月のクラウド代を払い続けること、そして何より「データ転送の待ち時間」という人生の貴重な時間を浪費し続けることを考えれば、これは極めてリターンの大きい「自己投資」です。

2.5GbEという「足回り」が強化された今こそ、快適なデジタルライフへの乗り換えチケットを手に入れる絶好のチャンスです。あなたの思い出とデータを、あなた自身の手で守り、楽しんでください。

本日のまとめ

DS225+は、サブスク依存からの脱却と快適なデータ管理を両立させる、現代の必須アイテムです。

  • 2.5GbE搭載
    従来の2.5倍の帯域で、大容量ファイルもストレスなく転送可能。
  • 脱サブスク
    Googleフォト代わりの「Synology Photos」で、月額料金から解放される。
  • 簡単設定
    直感的な操作画面で、初心者でも「私だけのクラウド」を即日構築できる。
  • 安心のスペック
    クアッドコアCPUと拡張可能なメモリで、長く使える安定性を確保。

よくある質問(FAQ)

スマホの写真バックアップは自動でできますか?

はい、無料の公式アプリ「Synology Photos」をスマホに入れるだけで、Wi-Fi接続時に自動でバックアップ可能です。Googleフォトのような感覚で使えます。

外出先からでも家のNASにアクセスできますか?

はい、「QuickConnect」という機能を使えば、難しいネットワーク設定なしで、IDとパスワードだけで外部から安全にアクセスできます。

音はうるさくないですか?

冷却ファンの静音モードがあり、リビングに置いても気にならないレベルです。ただし、搭載するHDDの駆動音には個人差があるため、静音性の高いNAS用HDD(IronWolfなど)の利用をおすすめします。

【脱サブスク】Synology DS225+レビュー:2.5GbEで手に入れる「私だけの爆速クラウド」

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この記事を書いたひと

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