午後3時。集中力が切れ、腰の違和感を誤魔化すために何度も座り直す。かつての僕は、この「魔の時間帯」に負けていました。
「たかが椅子に15万円?」正直、正気の沙汰ではないと思っていました。でも、整体に毎月通うコストと、生産性が落ちてダラダラ続く残業時間を計算したとき、ふと気づいたんです。「これ、投資回収できるのでは?」と。
結論から言います。Ergohuman Pro2 Ottoman(エルゴヒューマンプロ2 オットマン)は、ただの椅子ではありません。これは、1日10時間デスクに向かう僕らが、健康なまま戦い抜くための「コックピット」です。

第1幕:なぜ、僕らの腰は悲鳴を上げるのか
「座っているだけなのに、なぜ疲れるのか」答えは単純で、体の重みを「点」で支えているからです。
以前使っていた3万円台のオフィスチェアは、最初は良くても、半年も経てばクッションがヘタリ、底付き感が出てきました。結果、お尻と腰の特定箇所に体重が集中し、血流が悪くなる。これが夕方の「ドッ」とくる疲れの正体です。
私はこれまで、「我慢」でこれを乗り切ろうとしていました。でも、我慢で腰は治りません。必要なのは、気合いではなく「重力を分散させる機材」でした。
第2幕:独立式ランバーサポートという「物理的な救済」
エルゴヒューマンプロ2を選んだ最大の理由。それが、他社にはない「独立式ランバーサポート」です。
多くの高級チェアにおいて、腰のサポートは背もたれの一部として「なんとなく」存在しています。しかし、エルゴヒューマンは違います。背もたれから独立したパーツとして、腰を「物理的に」押し返してくれるのです。
背骨が「S字」に強制補正される
座った瞬間、グイッと腰が持ち上げられる感覚があります。意識しなくても、勝手に背骨が理想的なS字カーブを描く。まるで、熟練の整体師が背中から手を添えてくれているような安心感。
プロ2になって進化・洗練されたこの機能のおかげで、僕は「座り姿勢」を意識することをやめました。ただ座ればいい。それだけで、腰への負担が驚くほど軽くなります。
前傾チルトで「前のめり」も支える
さらに、プロ2には座面が前傾する「チルト機能」も搭載されました。キーボードを叩くとき、人はどうしても前のめりになります。このとき、普通の椅子だと背中と背もたれの間に隙間ができ、腰が無防備になります。しかし、チルト機能を使えば、椅子ごと前に傾いて背中に追従してくる。書き物や集中モードの時でも、腰が守られ続けるのです。
実際に旧モデルとの比較や、プロ2ならではの細かな調整機能を解説している動画を見つけました。アームレストが内側にかなり寄るようになった点など、細部の進化がよく分かります。
第3幕:「オットマン」があるから、ここが寝室になる
「オットマン(足置き)なんて、邪魔なだけでは?」そう思っていた時期が僕にもありました。しかし、在宅ワークにおいて、これは必須装備です。
ゼログラビティな仮眠体験
リクライニングを最大まで倒し、オットマンを引き出す。この一連の動作にかかる時間はわずか3秒。その瞬間、ワークスペースは「仮眠室」に変わります。
足が持ち上がることで、全身の血液が循環しやすくなる感覚。メッシュ素材がハンモックのように体を包み込み、浮遊感すら覚えます。15分のパワーナップ(仮眠)を取るのに、わざわざベッドに行く必要はありません。ベッドに行くと1時間寝てしまいますが、ここなら「質の高い15分」でスッと仕事に戻れる。このメリハリこそが、オットマン内蔵型の真価です。
オールブラックという「美学」
今回選んだ「EHP2-LPL-BF-BK」は、フレームもメッシュもすべてブラック。部屋に置いたときの存在感は抜群ですが、変な圧迫感はありません。むしろ、そのメカニカルな造形美は、デスクに向かうモチベーションを上げてくれます。「仕事道具にこだわっている」という自己肯定感。これもまた、性能の一部だと僕は思います。
第4幕:これは浪費ではなく、最強の自己投資だ
価格は約15万円。確かに高い。勇気がいります。でも、計算してみてください。
エルゴヒューマンの保証期間は最大5年。仮に5年使うとしましょう。150,000円 ÷ (365日 × 5年) = 1日あたり約82円。
たった82円。コンビニコーヒー1杯分以下のコストで、あの忌々しい腰痛と、夕方のパフォーマンス低下を防げるとしたら?整体に1回行けば5,000円は飛びます。それを考えれば、これほど割の良い投資案件は他にありません。
迷っている時間がもったいない。今の椅子で腰を痛め続けるか、コックピットを手に入れて生産性を最大化するか。答えは、あなたの背中が一番よく知っているはずです。
本日のまとめ
結局のところ、エルゴヒューマンプロ2は「時間を買う」ためのツールです。
- 独立式ランバーサポート
腰を物理的に支え続け、無意識レベルで正しい姿勢を維持させる。 - オットマンによる休息戦略
移動時間ゼロで「質の高い仮眠」を実現し、午後の生産性をV字回復させる。 - 圧倒的なコスパ
日割り計算なら数十円。健康と集中力を買うには安すぎる金額。

